タイト式(ループレス)



タイト式(ループレス)は、巻き取り軸内部に装着されている加圧ピストンと巻き取り盤との間に発生する「摩擦抵抗とスリップ作用」を油圧力により制御することで、それぞれの巻き取り盤に適切な回転を与えます。これにより従来のスリッターマシンのトラブルの原因となっていた「ゆるみ」や「垂れ下がり」を解消され、同一テンションで巻き取りが可能となっています。また、巻き取りテンションの設定が容易なため、極薄材やメッキなどの表面処理材、炭素繊維のスリット加工が可能です。

 

タイト式を導入することで、製品表面に擦り傷がつかず、加えてループ穴やガイドロール、テンションパッドが不要となり、コストカットと省スペース化につながります。

 


タイト式(ループレス)映像